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Creative: SUKUMO Leather

Creative: SUKUMO Leather

スクモレザー:至極の革が生み出す 革新的スニーカー

スクモレザー至極の革が生み出す
革新的スニーカー

天然本藍染革であるスクモレザーを配した「スクモレザースニーカー」。
履き潰されるスニーカーとは違い、アウトソールを付け替えながら、
そして、経年変化による藍の色味を楽しみながら、長年履き続けることができる、これまでにない高級スニーカー。
そこには誉れ高き日本のモノづくりが凝縮されていた。

2015年発行 「日本の革 8号」より

「日本のモノづくりの素晴らしさを世界中に発信したい」。そう口を揃えるのは、興和インターナショナルの赤理浩一さんとスクモレザーの堀井誠さんだ。そしてその想いから生まれたのが、興和インターナショナルのオリジナルブランド“ブルーストーン”の「スクモレザースニーカー」である。価格は12万円(税抜き)。おそらくスニーカーで12万円と聞くと高いと感じるのが普通の感覚だろう。だが、その価格でも納得させられる要素がふんだんに詰め込まれているのだ。
生みの親のひとりであるデザイナーの赤埋さんは「これまでに類のない新しい靴を考えていたときに出会ったのがスクモレザーでした。天然の藍染めが施された革なのに、すごく柔らかい。これでスニーカーをつくったら絶対に面白いものができると思いました。同時に靴づくりのすべてもメイド・イン・ジャパンにこだわりたい。これが目指していた最高級モデル“スクモレザースニーカー”の始まりです」。
それほどまで稀少なスクモレザーとは、いったいどのような革なのであろうか。「いまでこそ藍染レザーと呼ばれるものはいくつかあるかと思いますが、それらと一線を画すのがスクモレザーです。日本に5軒ほどしか残っていない藍師により育てられた徳島県産阿波藍を使用し、京都で伝統の本藍染を守り続ける染め師が手作業で染め上げています。言葉にしてしまうと簡単に聞こえますが、原皮はどうする?しなやかに仕上げるには?などさまざまな問題を抱えながら、いまのスクモレザーが完成するまでに7年かかりました」。そう語るのは堀井さんだ。
天然本藍染革を、スニーカーへと昇華させた「スクモレザースニーカー」には、日本の誇りが集約されている。

ブルーストーンを立ち上げた興和インターナショナルのデザイナー・赤理浩一さん(左)と藍師や染め師とともにスクモレザーをつくり上げたホリイの代表取締役・堀井誠さん(右)

世界でも希少な天然本藍染革であるスクモレザーをアッパーに使用し、日本の靴職人の高い技術で丁寧につくり上げられたブルーストーンの最高峰モデル。アッパーにはスクモレザーが誇る8色のグラデーションラインアップから3色をピックアップして採用。こちらはこれ以上は深く染められないという意味を持つ“留紺”。靴の後ろは「ローケツ染め」した革。

スクモレザーでは、単色物の他にもデザインレザーとして、伝統染色技法である「絞り染め」や「ローケツ染め」を施したものもラインアップしている。

履き込むことで色味が深くなり、艶が出てくるのがスクモレザーの特徴。

「スクモレザースニーカー」を購入すると、アッパーに採用されたものと同じ革が付属する。色抜けした部分をこれで磨くと甦る。

アウトソールを付け替えることができるのも、このモデルの特筆すべきところ。カラーはホワイトとブラックを用意

スクモレザーでは今回紹介するブルーストーンとのスニーカー以外にも、多くのブランドとコラボレーションしたプロダクトを展開している。そのひとつが、座面と背面にスクモレザーを採用したこちらのチェア。

スクモレザーは、約600年続く伝統製法から生み出される天然染料のすくもを使用し、繊細で味わい深い色合いを表現している。そして単色物の藍の色味は壁にかかっている6色を含めた色彩豊かな8色のグラデーションで展開。(左から留紺、紺藍、藍、花浅葱、浅葱、瓶覗)