カスタムオーダーできるのは、100種類から厳選された全25デザイン。ローファーからスニーカーまでバリエーションも豊富に用意しており、すべてユニセックス対応というのも特徴だ。そのため、ほとんどのモデルが21〜28cmの8サイズ展開となっており、足の大きさなどに悩みやコンプレックスがある人にもフレキシブルに対応できる。また、レザーからソール、金具などのパーツにいたるまで、自由に組み合わせて自分好みにアレンジが可能。たとえば、左右で革の種類や色を変えるなど、一般的なカスタムオーダーでは難しい個性的なオーダーも叶う。それでいて価格は￥16,000〜とリーズナブルなのも嬉しいポイント。カスタムオーダーというと敷居が高いイメージの強いが、ユードットでは気軽に楽しくチャレンジできるのだ。

ブランドの代名詞にもなっている、足を包み込むような快適な履き心地はもちろん変わらない。アッパーは一枚革になっており、使用しているのはほとんどが国産。ふんわりとしたレザーで、厚さも2㎜以上と厚みがある。それゆえに足に馴染みやすく、柔らかな質感やムレにくい優れた通気性といったレザーの魅力をダイレクトに味わえるのだ。さらに釘を一切使っていないので軽くて歩きやすく、一度足を入れたら病みつきになる抜群の履き心地を提供してくれる。また、靴をつくる上で必須のノリは、徐々に水性ノリにシフトしているのも特筆すべきところ。これは消費者だけでなく、つくり手のためでもある。ユードットは女性のスタッフが多く、ノリのきつい臭いが原因で具合が悪くなることなどが社内で問題になっていた。それを改善するべく、口に入れても身体に害がない水性ノリを採用することに。つまり、ユードットのカスタムオーダー靴は、足にもつくり手にも優しい靴なのである。

ユードットのカスタムオーダーを手に入れられるのは、直営店とECサイトに加え、全国で積極的に開催されている期間限定のポップアップストア。実際に見て試し履きできる絶好の機会は、ホームページで随時更新される。現在は主に日本のみでの展開になっているが、今後は世界も視野に入れている。すでにインスタグラムを経由してアメリカなどから個人オーダーが入るなど、海外からの反応もいいという。ブランドとしての形態は変わったものの、日本の靴、日本の革を世界に広めたい想いは変わらない。そして世界的に有名なブランドの靴も手がけるユードットは、OEMで培ったファッション感度の高さも備えている。革靴ながらもスニーカーのように軽くて快適な履き心地を武器に、ユードットのカスタムオーダー靴は世界に羽ばたいていく。

シンプルに徹したデザインが魅力の
大人のレザースニーカー

無駄を削ぎ落としてミニマルに仕上げたハイカットスニーカーは、柔らかな一枚革で仕上げているのが特徴。そのため足当たりにも優れ、思わず素足で履きたくなるほどの心地よさを味わうことができる。すべて同色でまとめてシンプルかつ大人っぽく仕上げるのはもちろん、カスタムオーダーならではのアレンジも可能。かかとやつま先の色やレザーの質感を変えるなど、ワンポイントで個性をもたせるのもスタイリッシュだ。好みやスタイリングに合わせて、世界で2足とない自分らしい1足を手に入れてほしい。

U-DOT HIGH CUT SNEAKER